「もみほぐし」と「オイルマッサージ」って違いはあるの?
マッサージオイルを使うか使わないかの違いは字面から何となく分かりますよね。
ですが、それ以外に違いはあるのでしょうか?
今回は「もみほぐし」と「オイルマッサージ」について、それぞれの特徴をまとめました!
「何となくわかってるけど詳しくはわからない」っていう人は、ぜひ読んでみてください♪
「もみほぐし」と「オイルマッサージ」施術方法や効果の違いは
まず、「もみほぐし」と「オイルマッサージ」の施術方法や効果の違いを簡単な表で見てみます↓
もみほぐし | オイルマッサージ | |
施術の特徴 | 手で押す・揉む | オイルで流す |
施術のアプローチ | 筋肉 | 筋肉、リンパ |
揉み返し | なりやすい | なりにくい |
施術着 | 着衣 | 脱衣 |
それでは、詳しく見ていきましょう!
「もみほぐし」とは? 素手で押したり揉んだりして筋肉をほぐしていく施術
「もみほぐし」とは、手・指を使って押したり揉んだりしながら圧を加え、体をほぐしていく施術。
筋肉に圧をかけて刺激し、体をほぐすことに特化した方法です。
もみほぐしには以下の効果があります。
●体の血行を良くする
体がほぐれて血流がよくなると、疲労回復にも効果があるといえます。
また、脱衣の必要が無く、そのままの格好で施術を受けられるので、外出中などに「ちょっと立ち寄ろうかな」と思った時に気軽にお店へ行くことができます。
ただし、中には「もみほぐしに適さない服」もあるので、注意は必要です。
もみほぐしは「揉み返し」が起きやすいので注意
そして服装の他に、注意が必要なのは「揉み返し」が起きやすいということです。
もみ返しとは、強すぎる圧によって筋肉が損傷すること。
施術の翌日などに、受けた箇所がズキズキと痛くなったり、コリがひどくなったりする症状です。
ひどい時には頭痛や吐き気を伴う場合もあります。
押したり揉んだりする動作によって直接圧が加わる分、筋肉はほぐれやすいのですが、痛くもなりやすいので注意が必要。
そのため、施術を行うセラピストには、細かく力加減を伝えておいた方がいいです。
「オイルマッサージ」とは? オイルを用いて筋肉とリンパ管に働きかける施術
「オイルマッサージ」とは、その名の通り、オイルを用いて行われるマッサージのこと。
もみほぐしとは違い、オイルを使用して施術をすることで、皮膚表面を滑らしながらの施術が可能になります。
これにより、以下のような効果があります。
●リンパの流れ・血流をよくする
●むくみの改善
●オイルの香りによる効能
施術の効果に加え、オイルを使用することによる保湿や美肌効果、アロマの香りによるリラックス効果など、様々なメリットがプラスされます。
肌のべとつきが気になる可能性
またオイルマッサージはその性質上、脱衣状態で施術を行います。
肌に直接オイルを塗るため、施術後は肌のべとつきが気になる人もいるかもしれません。
そんなときはシャワーが設置されているサロンを選ぶようにしましょう。
シャワーは施術後だけでなく、施術前に浴びるのも効果的です。
オイルマッサージはもみ返しになりづらい
オイルを塗った肌にセラピストが手を滑らせながら圧を加えるため、力がまんべんなく分散されて揉み返しになりづらいのも特徴です。
まとめ
「もみほぐし」と「オイルマッサージ」施術方法や効果の違いをまとめます。
もみほぐし
●手で押す・揉む施術
●筋肉をほぐす
●着衣
●筋肉はほぐれやすいが、揉み返しに注意
オイルマッサージ
●オイルで流す施術
●リンパの流れ・血流をよくする施術
●脱衣
●むくみ改善など様々な効能がある
「もみほぐし」は、疲れでカチコチの筋肉をほぐすのに向いています。
「オイルマッサージ」は、リラックス効果が高く、体をほぐす以外の作用も期待できます。
ぜひ、お身体の状態に合わせて試してみてください♪