
今の給料では家計が苦しい。

基本給が少なくて収入が不安定。
そんな現状を変えたいとき、まず考えるのが『副業・Wワーク』ではないでしょうか。
おこづかい稼ぎとしてではなく、生活していくうえでの収入を安定させるための副業。
今回は、副業で『セラピスト』を選ぶ際のメリットとデメリットについてお話しします。
副業・Wワークで『セラピスト』をやる「メリット」と「デメリット」
セラピストとして働く私が思う「メリット」と「デメリット」を順番にお話ししますね。
副業セラピストの【メリット】4つ
まず、副業としてセラピストをやる【メリット】は、以下の4つです。
②働いた分の報酬がもらえる
③失敗などのリスクが少ない
④技術や知識が身に付く
自分の都合で働くことができる
働く形態にもよりますが、たとえば「業務委託」だと、基本的に自分の働きたい日時に働くことができます。
本業の休日や終業後、週末や祝日の日だけお店でセラピストとして働かせてもらうことが可能です。
自分の仕事とライフスタイルに合わせた働き方ができるので、管理がしやすいのがメリットです。

働いた分の報酬がもらえる
完全歩合制であれば、施術して働いた分だけ自分の報酬としてもらえます。
お客様からの人気が上がると施術回数も増えるので、報酬もどんどん増えていきます。歩合制で働くセラピストの中には、本業よりも収入が高くなっている人もいるようです。
また、時給制であっても、お店に居た時間分はお金に変わります。
そのため本業以外にも確実にお金を得ることができるでしょう。
技術や知識が自分のものになる
セラピストとしてお客様と向き合い、勉強した数だけ、技術や知識を身に着けることができます。
自分で頑張った分が、そのままスキルとして蓄積されていくのがやりがいです。
単純作業をこなすだけの仕事とは違いますね。
本業の傍らセラピストとして働いて、いつか自分のお店を持つことも夢ではありません。

失敗などのリスクが少ない
手軽に始められる副業で、たとえば「せどり(転売)」があります。
「せどり」が何かをざっくり説明すると、モノを安く仕入れて高く売り利益を得ることです。
素人でもメルカリなどのプラットフォームを使って簡単にできるので、参入障壁は低いですが、これにはリスクもあります。
【仕入れをしたけど思うように売れず、自宅で在庫を抱えるハメになる】といったことも起きるからです。
一方、セラピストはリスクがない副業であり、自身にスキルが蓄積されていく面でも、やりがいをもって続けやすいのではないでしょうか。
副業セラピストの【デメリット】3つ
続いて、副業としてセラピストをやる【デメリット】は、以下の3つです。
②肉体労働で本業に支障が出る可能性
③個人での確定申告が必要な場合がある
出勤が少ないと固定のお客様が来づらい
本業としてセラピスト一本でやっている人と、副業でたまにお店に居るセラピストでは、お客様の付き方が全然違います。
その道でやっている人は信頼がありますよね。
副業セラピストなら、よっぽど技術がある人か、もしくは人として魅力がある人でないと、継続的にお客様から選ばれるようになるのは、難しいかもしれません。
ただ、これには例外もあります。
施術よりもセクシーさを売りにしたメンズエステ店なんかは、ルックスや外見の良さ、Wワークをしていることが付加価値となることもあります。
しかし、施術による技術が求められていない分、内容はハードなものとなり、続けるのは容易ではなく厳しいのが現実です。

肉体労働で本業に支障が出る可能性
セラピストとして行うオイルトリートメントなどの施術は、身体を動かす肉体労働です。
副業でやるにしても、お客様と向き合いながらカチカチの凝りを手技でほぐしたり、120分間の施術を行うのには、それなりの根気と体力が必要です。
だから施術後はけっこう疲れます。
セラピスト自身の施術後の疲れから、本業に支障が出る可能性もあるでしょう。
真面目にやらず手を抜いていれば、疲れもなく施術の数をこなして報酬を得ることもできるでしょう。
ただそんなセラピストの元にはお客様も来ないので、続けることはできません。
セラピストは決して楽な仕事ではないことを頭に入れておきましょう。

個人での確定申告が必要な場合がある
セラピストに限った話ではありませんが、会社員が本業以外の副業で収入が増えてくると、個人での確定申告が必要な場合もあります。
副業で得た収入については、自分で別途申告が必要です。
税金関連は会社任せで自動的にやってもらえるものだと思っていると、けっこうめんどくさいですよね。
一定額以上の収入があって申告しないでいれば、無申告加算税というペナルティが科されてしまうので、必ず申告するようにしましょう。

あとがき
最後に今回の内容をまとめておきますね。
まず、副業としてセラピストをやる【メリット】は、以下の4つです。
②働いた分の報酬がもらえる
③失敗などのリスクが少ない
④技術や知識が身に付く
続いて、副業としてセラピストをやる【デメリット】は、以下の3つです。
②肉体労働で本業に支障が出る可能性
③個人での確定申告が必要な場合がある
以上です。
副業・Wワークのセラピストでも、自分の頑張り次第でいくらでも上に行くことができます。
本業の収入を超えて生活を支える柱になる可能性も。
もし経験が無く、初めてセラピストをやろうと思っているなら、未経験OKや時給制のサロンがおすすめです。
不安なことがあれば、面接や問い合わせで聞いておくようにしましょう。
では、本記事が何かのお役に立てたなら幸いです。
あなたのセラピストライフを応援しています。
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