『セラピストに将来性はあるのか?』
AIやロボットが人間の仕事を奪う恐れもある時代。
今セラピストとして働いていたり、今後セラピストを目指したいと思ったりしている人は、その将来性が気になりますよね。
せっかく勉強して苦労の末セラピストになったのに、仕事が無くなってしまっては元も子もありません。
これについては、私もセラピストの一番端の端くれであるものの、将来性については死活問題なので、気になるところです。
今後もこの道で行くのかに関わるので、セラピストの将来性について答えを探してみました。
そして結論として『セラピストは今後も安定して残り続ける職業である』という考えに至ったので、今回はその理由をお話します!
リラクゼーション業界は変化が少なく「技術革新」が起きづらいから
セラピストに将来性がある理由。
それは「リラクゼーション業界は技術革新が起きづらいから」です。
「技術革新」というと、一見華やかで今後も伸びていくイケイケな印象を受けますよね。
反対に変化が少なく「技術革新が起きづらい」というと、地味で将来性が無いような印象を受けます。
みなさんはどちらの業界で働きたいですか?
多くの人は、就職する際に華やかに見えて技術の進歩がめざましい方を選びがちです。
変化の激しい業界 ⇒ 不安定になりやすい
ところが、業界という枠でみたとき、技術革新が頻繁に起きる業界というのは、その変化の激しさにより将来性の面で不安があります。
それは、学んで身に着けたことが無意味になる可能性があるからです。
たとえば「IT業界」は、技術革新が頻繁に起きて変化の激しい業界です。
それは近年のIT分野における新技術やテクノロジーの進化、ビジネスモデルの変化からもわかる通りですね。
そのため、最先端のプログラミング言語を学び、技術を身に着けたシステムエンジニアになったとしても、5年後には全く新しい言語が誕生していて、知識が使えなくなっている可能性もあります。
そうなると、また一から学んで技術を身に着ける必要がありますね。
今仕事ができていたとしても、将来も同じように働ける保証はありません。
リラクゼーション業は変化が少ない ⇒ 安定しやすい
一方、リラクゼーション業界はどうなのかというと、技術革新が起きづらい業界です。
人が人である限り、筋肉のつくりやリンパの流れなどの身体構造、心はそうそうに変化するものではないからです。
そのため、セラピストが人を相手にする仕事である以上、人を癒すための施術や技術が全く役に立たなくなるということはありません。
こちらは地味な印象を受けますが、実は、流行や時代の影響も受けにくく、業界としては安定しています。
身に着けた知識や経験は、セラピストの将来にわたって活き続けるでしょう。
セラピストは「AIやロボットに仕事を奪われない」
また、「セラピストは、AIに仕事を奪われない」という理由もあります。
あくまで私の推測にすぎませんが。。
仕事が無くなる理由としてよく言われているのは、AIやロボットに仕事が奪われる、というのがありますね。
これは、今まで人が行っていた作業が自動化され、置き換えられるということです。
では、「自動化される作業」とはどんなものなのでしょうか?
それは、誰にでもできるような仕事や、AIが人の代わりにすべてを担える仕事があげられます。
となると、複雑な作業であれば、AIに仕事は奪われないといえますね。
セラピストは人が人を癒す複雑な仕事
最近ではAIが人のメンタルケアを行う「AIカウンセラー」が登場し、従来、人が行っていたカウンセラーの仕事に代用されつつあるのも事実としてあります。
ただ、セラピストについては、相手の心身の状態をみながら体に触れて施術を行う、より複雑な判断を伴う仕事です。
施術中、相手に触れながらも反応を感じつつ、変化を加えなくてはいけません。
この繊細さは、AIやロボットには真似できないのではないでしょうか。
そして、そもそも人から触れられるという感覚は、機械では真似できないと私は思っています。
人肌は血肉が通う人ならではのものです。
皮膚の感触や感覚を、機械は持ち合わせていません。
人は、人肌のぬくもりや感覚を持ち合わせた人にしか、癒すことはできないのではないかと思います。
あとがき
「セラピストが安定して残り続ける理由」について、私の自論をつらつらと書きました。
まとめると、
②セラピストは、AIやロボットに仕事を奪われないから
この2つです。
今後何が起こるかはわかりませんが、あとは長く続けられるようにやり方を考え、この道でやっていこうと思います。
皆さんはどうでしょうか?