マッサージを受けるタイミングが「昼食や夕食の後に重なる」ということもありますよね。
食欲が満たされた後は、マッサージでも受けて癒されたい!、と私もよく思います。
でもこの時、
●「食後、マッサージを受けても大丈夫か」
●「体に悪くないのか」
ってことも気になりませんか!?
これについて、一般的には『食後のマッサージは控えるべき』と言われています。
はい。薄々わかっていました…。
でも、一括りにこれを結論とするには、少し強引な気もするんですよね。
マッサージを受けていい条件もあるはず。
そこで今回は、『食後、マッサージを受けてもいいか』について調べ、私なりの考えも書いてみました。
「食後もマッサージを受けたい!」という人は、ぜひ読んでいってください♪
食後にマッサージは、受けても良い?それともダメ?
「食後のマッサージは控えた方がいい」というのが一般的
一般的に言われているのは、「食後のマッサージは控えた方がいい」ということです。
ネットで調べてもマッサージやってる人に聞いても、おそらく「ダメ!」って言う意見が多いと思います…。
それは、なぜなのか?
「食後のマッサージは控えるべき」と言われる理由
この理由については、以下のようなものが挙げられます↓
- 「消化不良」を起こすことがあるから
- 胃が圧迫される「うつ伏せ姿勢が苦しい」から
- 受けられる手技が限られるから
まず、消化不良について。
体は食後、消化を行うため胃などの消化器官へ血液を集中させます。
一方、マッサージには血流を良くし、全身に血を巡らせる効能があります。
胃に血液を集めたい体と、全身に血を巡らせるマッサージ、両者のせめぎ合い。
その結果、マッサージ優勢となれば、消化のための血液が胃に集まらず、胃が力を十分に発揮できないということも起こりうるのです。
また、食後はお腹も膨れ、施術を受ける側のうつ伏せ姿勢が苦しかったり、お腹への施術が制限されたりする、という理由も挙げられます。
食後のマッサージOKかは「食事内容」による、という私の考え
調べてみた上記の内容を見て思ったのは、食後マッサージを受けてもいいかどうかは「食事内容にもよるのではないか」ということです。
食後のマッサージを一概に禁忌とするのではなく、「食事内容によっては受けても問題ないだろう」というのが私の考え。
「軽食」や「消化に良い食事」は消化負担も少なく、お腹も苦しくないから
食後と言えど、「食べた量」によって状態はさまざまです。
たとえば、『牛角で90分焼肉食べ放題を満喫した後』と『コンビニおにぎり1個だけ食べた後』では、消化に割かれる労力や、お腹の苦しさが違いますよね。
前者では、体中の血を集め「胃がフル稼働」しないと、食べたものを消化しきれないかもしれません。
でも後者では、胃が手を抜いて「3割くらいの力」で働いても、消化しきれるかもしれません。
また、たとえば、同じ甘いものにしても、ケーキやドーナツなどの油脂を多く含んだこってりしたものを食べた後と、ゼリーやプリン、バナナなどのやわらかいものを食べた後では、「消化速度」が違います。
食後にマッサージを受けていいかどうかは、「食べた量」や「何を食べたか」の消化負担の度合いによるというのが、私の考えです。
空腹状態では、「リラックス効果が薄れる」
個人的に、せっかくマッサージへ行くのであれば、気がかりなく施術を受けたいです。
食後のマッサージがダメだからという理由で、何も食べずに空腹状態で受けに行って、
「お腹すいたぁ…」
「お腹が鳴ったら恥ずかしい…」
などと思いながら、マッサージを受けるのは、心からリラックスできないので嫌ですよね。。
軽食であれば食後でもマッサージOK、ただし、満腹時は60分ほど休んでから!
以上のことから、軽く食べた程度であれば『食後でもマッサージOK』というのが私の答えです。
※とは言っても、体調や体質にもよります。あくまで自己責任で!
ただし、感覚的に「けっこう食べたなぁ」と思った時は、必ずしばらく時間をおいて休んでからにしておいたほうがいいです。
しっかり食べた後は、胃が消化を頑張っている最中なので、60分ほどは休んでから行くのがいいでしょう!
また、「お腹は空いてるけど、マッサージ前で食べるのに抵抗がある」という方は、糖質が含まれたフルーツジュースなどを飲んでおくといいでしょう。
マッサージ中は、喉も乾きやすくなるので、事前の水分補給はおすすめです。

あとがき
もし、食後にマッサージを受ける機会があれば、食事内容に気を付け、体調や体質にも相談し、万全の状態で楽しみましょう!
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