リラクゼーションセラピストの仕事は、事前に予約が入っている場合を除き、出勤しても予約が入るまでは空き時間が発生するものです。
この空いた時間はお客様の接客と施術をしていないので、いわゆる「待機時間」になります。
では、この時セラピストは、何をしているのでしょうか?
今回は、「セラピストの待機中の過ごし方」をいくつかお話します。
セラピストの空き時間や暇の過ごし方をいろいろ紹介
待機中の過ごし方の一例です。
●「施術の練習」や新人セラピストの「講習」
●キャリアアップを目指して「資格の勉強」
●趣味を楽しむ「読書」や「ゲーム」
●身体を休める
では、詳しく見ていきましょう!
掃除・洗濯などの雑務
基本は、店内の掃除や使用済みタオルの洗濯などをして過ごしているでしょう。
これに加え、施術の前後には準備や片づけがあり、最近では感染対策のため、使用後の部屋の換気や備品の消毒なども行っています。
これらは、お客様が来た時に困らないよう、待機時間中に終わらせておく必要があります。
セラピストの待機時間の多くを占めているのは、施術業務以外の「雑務」が一般的です。
「施術の練習」や新人セラピストの「講習」
向上心のあるセラピストは、待機時間に「施術の練習」をしています。
セラピスト同士で施術し合ったり、動画を見ながら新しい手技を身につけようとしたり、施術の腕を磨きスキルアップに努めています。
また、お店に新人がいる場合は、空いている時間で先輩セラピストが仕事を教える「講習」をすることもありますね。
セラピストは慣れるまでとにかく覚えることが多いので、出勤中の空いた時間を効率的に使い、練習や講習を行います。
キャリアアップを目指して「資格の勉強」
同じく向上心のあるセラピストは、施術の練習の他にも「資格の勉強」を行っていることもあります。
より高い能力を身に着け、セラピストとしてのキャリアアップを目指すためです。
「アロマテラピー検定」や「ボディケアセラピスト資格」といったリラクゼーション関連の資格が人気となっています。
学生であれば、講義レポートをまとめたり、テスト勉強をしていたりもします。
趣味を楽しむ「読書」や「ゲーム」
趣味に時間を充てることもできます。
本を読むのが好きな人は「読書」、ゲームが好きな人は「ゲーム」などですね。
余談ですが、リラクゼーションサロン内は静かな環境でリラックスできるヒーリングBGMも流れているので、読書や勉強に集中でき、作業がはかどります。
身体を休める
セラピストの仕事は、きつい・大変と言われる仕事であり肉体労働でもあるため、「休める時に休んでおく」という人もいます。
出勤が多く指名で忙しいセラピストは、疲れをとるために眠って休むこともあります。
他にはセラピスト同士で雑談するなど、思い思いの時間を過ごします。
あとがき
セラピストの待機中の過ごし方をいろいろ書きました。
「リラクゼーション業って自由に時間を使えていいね!」って思われそうですが、今回ご紹介した過ごし方は、お店の方針や時期によって変わってくるものです。
たとえば、雑務や電話番・事務作業で余裕が無かったり、施術台の利用が禁止されていて練習が出来なかったり、など、自由に過ごせないこともあります。
また、忙しい繁忙期は、空き時間がありません。
逆に、暇な閑散期は、時間があるけど歩合制でお給料は・・・など、
「波のある仕事」なのでご注意を。