「足がパンパンで重だるい…」
立ち仕事やデスクワーク、たくさん歩いた後などに「足のむくみ」を感じることはありませんか?
足がむくむと疲れたり、見た目が太くなってサイズが上がったり、つらいですよね…。
サロンにお越しになるお客様の中にも、悩んでいる方が多いです。
そこで今回は、そんな足のむくみについて、むくむ理由やむくみ解消・予防につながる対処法を紹介していきます!
放置して悪化する前に、ぜひ日々のケアを!
足のむくみ対策! 放置で悪化する前に日々のケアを!
足がむくみやすい理由⇒足は心臓から離れた位置にあるため
まず、足がむくみやすい理由について。
それは「足が心臓から離れていること」と「重力」により、心臓のポンプが機能しづらいからです。
むくみは「過剰な水分が皮膚の下に溜まった状態」。
本来この水分は、心臓のポンプによって押し出されて全身を巡っているものです。
ですが、私たちが活動している時、足は体の最下部で心臓から最も離れた位置にあり、ポンプの作用が弱くなって水分の流れが滞りやすくなっています。
さらに、重力の影響で水分が末端の足に溜まり、むくみとなるのです。
「足のむくみ」対策! 日々の対処法5つ紹介!
重力の影響もあるため、むくみの完全撃退は難しいものの、むくみづらくする対策はできます。
主な足のむくみ対策は以下です↓
●ウォーキング
●アキレス腱を伸ばすストレッチ
●足を上げて寝る
●リンパを流すオイルマッサージを受ける
【体を温める】入浴は水圧の効果で改善も◎
体を温めることで血管が広がり巡りも良くなるので、むくみの対策になります。
さらに湯ぶねに浸かって入浴すると、体に水中の圧力(水圧)がかかって滞っていた水分が押し流される作用もあり、むくみ改善に効果的です。
また、入浴は体のコリ改善にも効果があります。
【ウォーキング】ふくらはぎのポンプ機能を活性化
ふくらはぎの筋肉が動くことで、むくみの原因となる過剰な水分を押し流すポンプの役割を果たします。
しっかり筋肉を使って5分歩くだけでもむくみ対策に効果的。
駅ではエスカレーターをやめて階段を利用するなど、普段から足の筋肉を使う心がけも大切です。
【アキレス腱を伸ばすストレッチ】ふくらはぎを柔らかく保つ
足がポンプの働きを持つためには、ふくらはぎ(アキレス腱)が伸び縮みすることが必要です。
そのため、ふくらはぎが硬い人は、足のポンプ作用を使えておらず、むくみになることも多いです。
「アキレス腱のストレッチ」でふくらはぎを伸ばし、筋肉を柔らかくしましょう!
①足を前後に開く
②前足の膝を曲げながら前方に重心を移していく
②この時に後ろ足のかかとは地面につけたまま筋肉を伸ばす
【足を上げて寝る】体液を流れやすくする
横になった時、枕などをひざ下に入れて心臓より高い位置に足を上げると、足に溜まった体液が上半身に戻りやすくなり、むくみも治りやすくなります。
足を上げる高さの目安は10~15cm程度。
高すぎる位置に足を置いて寝ると、頭に血がのぼったり腰に負担がかかったりするので、注意が必要です。
【オイルマッサージを受ける】施術で物理的に流す
むくみを今すぐスッキリさせたい場合は、リラクゼーションサロンで施術を受けるのもいいですね。
セラピストの手による物理的な刺激は、足に溜まった水分を心地よく全身へ押し流してくれます。
セルフマッサージでもむくみの対処はできますが、体勢に無理がかかって上手く流せないこともあるので、定期的に施術を受けるのがおすすめ。
その際、オイルを用いた「リンパマッサージ」などを選ぶのがいいでしょう。
「足のむくみ」は放置すると悪化し、足が太くなりやすい
足のむくみは放置すると、悪化することもあります。
悪化すると、足がむくんだ太さのままになって治りづらくなることも…。
また、足がだるくなったり、疲れが取れにくくなったりもします。
そうなる前に、むくみへの対処や日々のケアが重要です!
あとがき
今回お話した主な足のむくみ対策は以下です↓
●ウォーキング
●アキレス腱を伸ばすストレッチ
●足を上げて寝る
●リンパを流すオイルマッサージを受ける
足のむくみを完全になくすのは難しいものの、むくみづらくすることは可能なので、できる範囲で取り入れて対策していきましょう!