「オイルマッサージを受けたら痛かった…」
という経験ありませんか!?
気持ちいいだろうと思ってオイルマッサージを受けに行ったのに、
「痛くてたまらない…」
「全然リラックスできない…」
過去に受けた痛いマッサージが原因で、「リラクゼーションサロンへ行かなくなった」という話も聞きます。
わざわざ痛い思いをしに行くのは嫌なので、無理もないですよね。。
この痛みについて、「しっかりマッサージが効いているからこそ感じる痛み」もあるのですが、実は、注意が必要な「悪い痛み」も中にはあります。
そこで今回は、オイルマッサージが痛い理由や、悪い痛みについてお話していきます!
オイルマッサージが痛い理由3つ!
オイルマッサージが痛い理由は、主に以下の3つが挙げられます↓
●体調や精神状態・ストレスなどで痛みに敏感になっているから
●施術をしているセラピストの力が強すぎるから
くわしく見ていきましょう!
【オイルマッサージ痛い理由①】体に疲れや老廃物が溜まっているから
体に過度な疲労があったり、リンパの流れが悪く老廃物が溜まっていたりすると、マッサージで痛みを感じることがあります。
疲れや老廃物が溜まると、その部分の筋肉が固まり、コリや張りとなって表面に表れます。
その固まった箇所については、
●固まりが神経を圧迫し、押さえると痛みを感じやすい
●セラピスト側が固まりをほぐそうと力を入れるので、刺激が強くなり痛い
ということが起きてしまうからです。
疲れや老廃物が取り除かれる際に生じる「良い痛み」
ただこれについては、「疲れや老廃物を取り除く際に生じる痛み」です。
つまり、オイルマッサージがコリの部分までしっかり効いていることによる「良い痛み」とも捉えられますよね。
柔らかくほぐれてくると、痛みも徐々に無くなってくるでしょう。
また、オイルマッサージを受けていて全身が痛いわけでなく、「脚は痛いけど、背中は心地いい」など、「部分的に痛む」というときもあります。
その場合は、痛みを強く感じる箇所に、より多くの疲れや老廃物が溜まっている可能性があります。
【オイルマッサージ痛い理由②】体調や精神状態・ストレスなどで痛みに敏感になっているから
同じオイルマッサージであっても、「体調が悪いときに受けると痛みを感じやすい」こともあります。
疲れや老廃物が溜まっている箇所は痛みを感じやすいのと同様、体調や精神状態、ストレスなどによっても痛みの感じ方は左右されてしまうからです。
体調が悪い・心が不安定、このような場合、刺激に対して敏感になり、体に普段と違う反応が表れます。
体調や精神状態により刺激に過剰反応してしまう
たとえば風邪を引いているとき、たくさん汗をかこうとして香辛料のたくさん入ったものを食べたとします。
普段なら、まあなんともない辛さ。
ですが風邪のときは体が弱って刺激に敏感になっているため、のどを痛めてしまったり、お腹を下してしまったり、余計に体調を悪化させることもあります。
これと同じように、体調が悪いときに受けたマッサージは、その刺激に過剰に反応してしまい痛みとなるのです。
また、初めてのサロンなどで精神的に緊張していて体が強張ってしまうと、痛みを感じやすいこともあるみたいですね。
この場合は、施術が進んで徐々に緊張が解けてくると、心地よくオイルマッサージを受けられるようになります。
体調が悪いときは、オイルマッサージを受けない。もしくは弱めにしてもらう。
明らかに「熱が出ていたり体調が悪かったりするとき」は、オイルマッサージを受けるのをやめておいたほうがいいでしょう。
痛みを感じやすいのもそうですが、マッサージの刺激によって体調を悪化させる可能性もあるからです。
また、ストレスで「精神的に落ち込んでいるとき」も痛みに敏感になっています。
刺激が強すぎると感じたら、弱めの力でお願いしましょう。
優しく軽いタッチで流すだけでも、充分に「リンパケア効果」や「リラクゼーション効果」はあります。
【オイルマッサージ痛い理由③】施術をしているセラピストの力が強すぎるから
「コリの無い箇所なのにグイグイ押してくる」
施術者であるセラピストが力加減を間違えていると、痛みを感じることがあります。
これは前述したコリがほぐれる際に生じる「良い痛み」とは逆の「悪い痛み」です。
痛みを我慢したままマッサージを受けていると、
●筋肉が損傷して「もみ返し」になる
●痛みが慢性化して悪化する
ということもあるので注意が必要です。
すぐにセラピストに伝え、力を弱めてもらいましょう。
「痛気持ちいいくらい」が痛みの判断基準
この痛みの良し悪しの判断方法は、マッサージされている箇所が「痛気持ちいいかどうか」です。
オイルマッサージは、オイルの滑りによって刺激が軽減されている分、痛気持ちいいを超える刺激は起きづらいです。
この上限を超えて「ただ痛いだけ」「心地良く眠れない」などがあると、セラピストが力加減を間違えていて、筋肉を傷つけかねない悪い痛みといえるかもしれません。
わざと力を入れて痛くしてくる「悪質なセラピスト」に注意
まともなセラピストであれば、マッサージ中に相手が「痛い」と言えば、施術の力をゆるめるのが普通でしょう。
ですが、中にはわざと力を入れて弱めてくれないセラピストも存在しています。
これは、「痛いのは老廃物が溜まっているから」「リンパの流れが滞っている」などと、相手の不安をあおり、定期的に通わせようとするための手口であることも。
たしかに痛い理由は正しいでしょう。
ただ前述した通り、オイルマッサージで「痛気持ちいい」を超えた苦痛を感じるほどの痛みはありません。
「ツボ刺激」などで、一点にあえて力を加えているならまだしも、普通のオイルだとそこまで力を入れてやるものでもありません。
力を入れすぎることは、筋肉を損傷させる危険もあるからです。
ぜひ「痛みをセールスの手口に使う人」がいるということを覚えておいてください。
そして、施術中に力をゆるめてくれずリラックスできない、さらに不安をあおってくるような場合は、営業や勧誘に安易に同意しないよう注意してください。
あとがき
今回お話した中で特に注意が必要なのは、
●体調が悪いときはマッサージを受けないこと
●力を弱めてくれないセラピストの存在
です。
これらは「悪い痛み」を引き起こすからです。
また、オイルマッサージで痛みを感じないまでも、「くすぐったい」と感じることがあります。
これも理由は同じで、体に疲れや老廃物が溜まっていたり、緊張していて敏感になっていたりするからです。
いずれにしても、体がほぐれてくると、心地よさに変わってきます。
また、何度かマッサージに通っていると、痛みやくすぐったさが無くなってくることもあるようです。
ぜひリラックスして楽しめるサロンで、オイルマッサージを楽しんでみてください~