「リンパの流れが悪い」ってよく聞くけど、一体何のこと?
そもそも流れが悪くなる原因って何だろう??
普通に生きてるだけなのに、どうしてリンパの流れが悪くなるのか気になりませんか!
そこで今回は、、
●流れが悪いとどうなるのか
●リンパの流れが悪くなる4つの原因
●改善方法
これらについてお話していきます。
「私、リンパの流れ悪いかも…」と、心当たりのある人は、ぜひ読んでみてください♪
リンパの流れはなぜ悪くなる?リンパ液が滞る原因
【リンパって何?】リンパ⇒下水管、リンパ液⇒中を流れる液体
そもそも「リンパ」って何なのか?
リンパは、私たちの体内で「排水溝」や「下水管」のような働きをし、細胞から排出された不要な老廃物や水分などを細胞外へ運んでいます。
簡単にまとめると、リンパは全身に網目のように張り巡らされていて、不要物を回収しながら体内をクリーンに保っている「体の下水システム」です。
リンパの流れが悪いと様々な悪症状が出る
リンパ液によって運ばれるのは、以下のようなものがあります↓
・死んだ細胞
・化学物質
・細菌
・ウイルス
・糖質
・乳酸
・脂肪
体にとって不要なものや有害なものがリンパ液によって運ばれ、排出されています。
そのためリンパの流れが悪くなると、不要物が体内に蓄積し、様々な「悪症状」が出てくるのです。
たとえば、運動などで生成される疲労物質の「乳酸」
リンパが滞ることによって乳酸が排出されないと、「疲れがなかなかとれない」という症状にもつながります。
リンパの流れが悪くなる4つの原因
続いて、リンパの流れが悪くなる原因について。
主に以下の4つの原因があります。
・冷え性
・水分不足
・ストレス
「運動不足」リンパは筋肉の圧で動く
実は、リンパ液は自力では流れていきません。
体の筋肉が動くことで、その圧によってリンパ液は流れていきます。
なので、体を動かさないでいると、流れが滞ってしまいます。
長時間同じ姿勢でいなければならないデスクワークの人なんかは要注意です…。
「冷え性」血行不良で流れが滞る
冷え性などで体温が低くなると、血行不良で血液の循環が悪くなってしまいます。
リンパは、血液の流れにも関係して流れているので、血流が悪くなることによって、リンパの流れも悪くなってしまうのです。
「水分不足」リンパ液がドロドロに
意外と見落としがちなのが、水分不足。
リンパの大部分を占めるのが「水分」なので、体内の水分が足りなくなると、リンパ液がドロドロになってしまい、スムーズに流れなくなってしまいます。
「ストレス」体機能のコントロールに関わる
血液の流れや筋肉の動きなど、体の機能を調整する役割を担っているものに「自律神経」があります。
ストレスは、自律神経に悪影響を与える大きな要因です。
ストレスにより自律神経が体機能を上手くコントロールできなくなると、血管が収縮、筋肉も緊張し、リンパの流れも悪くなってしまいます。
【流れ改善!】リンパの流れを良くするためにできること
前述した「リンパの流れが悪くなる4つの原因」を踏まえると、リンパの流れを保つ方法は以下のようになります↓
●体を温める
●こまめな水分摂取
●ストレスをため込まない
デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいる人は、1時間おきにでも立ち上がって軽く歩いたり、こまめに足首や肩を軽く回したりするだけでも効果的です。
また、体をしっかり温めることと、冬場でも油断せずに水分をこまめに摂取することが大事。
そして、適度なストレス解消・気分転換も忘れずに。
リンパを加速させる「セラピストの手」
また、リンパドレナージュやマッサージなどによって、リンパの流れを改善することもできます。
セラピストの手技による物理的な刺激を用いてリンパへアプローチすることで、その圧によって流れを活性化させることができるからです。
セラピストの手技による方法は、リンパの流れを改善するだけではなく、心地良さによるリラクゼーション効果も期待でき、ストレス解消にも効果的。
結果として、その場だけの改善ではなく、滞りの予防にもつながります。
あとがき
今回の内容をまとめると、
リンパの流れが悪くなる原因は以下の4つでしたね↓
・冷え性
・水分不足
・ストレス
そして、リンパの流れを良くするための改善方法は、体を適度に動かすことや温めること、こまめな水分摂取、ストレスをため込まないことです。
また、リンパを加速させる体のメンテナンスとして、定期的にリンパマッサージを受けるのもおすすめです☆
リンパを滞らせて体に悪影響が出る前に、できる事から始めてみてはいかがでしょうか♪