「飲み会の前に時間があるからマッサージへ行こう」
「夜お酒を飲んだ後にマッサージを受けたい」
お酒を飲む前や飲んだ後にマッサージを受けたいと思うことありますよね。
そんな時に気になるのが「オイルマッサージ前後の飲酒は大丈夫なのか?」ということです。
たしかに「お酒とマッサージの組み合わせって身体に何か影響はあるのか?」ということが気になります。
これについて結論としては、『お酒が弱い人や酔いやすい人にはオススメできない』です。
ということで今回は、お酒とマッサージによる身体への影響について詳しく見ていきましょう!
オイルマッサージ前後の飲酒は大丈夫?お酒とマッサージによる身体への影響
冒頭では、お酒が弱い人や酔いやすい人にはオイルマッサージ前後の飲酒をオススメできないということを述べました。
なぜかというと、マッサージ直前・直後の飲酒は「いつもより酔いが回りやすくなる」可能性があるからです。
オイルマッサージによって全身にアルコールが巡り、酔いやすくなる
オイルマッサージの施術を受けると、全身の血行が良くなります。
なぜなら施術によって凝り固まっていた筋肉がほぐれ、滞っていたリンパの流れや血流が改善されるためです。
マッサージを受けた後には、受ける前よりも身体がポカポカする感覚があるかと思いますが、これは血行が良くなって全身に血が巡っているからなんですね。
マッサージ前にお酒を飲んでいると…?
そんな中、マッサージ前にお酒を飲んでいると、施術の最中に体内のアルコールが血流に乗って全身を循環することになります。
これが普段と同じ状態ならいいのですが、施術中となると話は別。
全身の血行が良くなることと相まって、普段よりも速いスピードでアルコールが巡ります。
そうなると、身体はアルコールの有害物質をうまく処理できません。アルコールの巡りが早くなるので、酔いも回りやすい状態になるんですね。
シャワーを浴びられるオイルマッサージ店だと、熱いシャワーで血行が良くなり、施術前に気持ち悪くなる可能性も…。
大丈夫だと思っていても、施術中に気持ち悪くなって吐いてしまうなんてこともあり得ます…。
マッサージ後にお酒を飲むとどうなるか…?
ではマッサージ後にお酒を飲むのはどうでしょうか?
これも結論は「いつもより酔いが回りやすくなる」です。
理由も同じく、施術によってすでに血行やリンパの流れが良くなった状態なので、いつもよりアルコールの巡りが早くなるからですね。
普段はビール何杯でもイケちゃうって人でも、もしかしたら1杯でベロベロに酔ってしまう可能性もあります。だから普段通りのペースで飲み進めていると、悪酔いしてしまうかもです…。
マッサージ前後は意識的に飲酒を減らして適量を楽しむ
一般的にはマッサージ前後は、一切飲酒をしないのが正解かもしれません。
でも、私はそうは思っていません。
適量の飲酒は気分も良くなるし、リラックス効果もあってストレス解消にもなりますからね。
自論ですが、リラクゼーションの観点からも、お酒が好きなのであれば、マッサージ前後でも飲んだほうがいいでしょう。
それにお酒飲んで気分も良くなって、「マッサージでも受けに行こう」ってなることもありますもんね。
こんなことを言っていると、セラピスト協会やリラクゼーション協会からお叱りを受けるかもしれませんね。。
マッサージ前後の飲酒で心がけておく事
ここで、大事なことは、2つ。
1つ目は、意識的に飲む量を抑えて楽しむことです。
●「マッサージ受けた後だから様子を見つつゆっくり飲もう」
このように意識しながら、お酒を楽しむのがいいでしょう。
とくに元々お酒が弱い人は気を付けないといけませんね。
そして大事なこと2つ目は、サロンに迷惑をかけないことです。
●「酔って店の備品を壊してしまった」
被害によってはサロン側から損害賠償を請求される恐れもあります。
また、酔って気が大きくなっていたり言葉が荒くなっているお客様は、セラピストからすると怖い存在です。酔った状態でサロンへ行くのは控えましょう。
これらのことをわきまえて、お酒は少量にとどめる必要があります。
あとがき
サロンに迷惑さえかけなければ、マッサージ前後の飲酒は問題ないと思います。
ただし、自己責任。
少量で、ほどほどにお酒を楽しみましょう~♪