タイ古式マッサージって何?
「タイ古式マッサージ」というのをリラクゼーションサロンのメニューや街にある看板で見かけることがありますよね。
これについて、
・どういう施術なのか?
・普通のマッサージと何が違うのか?
気になりますよね。
そこで今回は、謎にまみれた「タイ古式マッサージ」について調べてみました!
「タイ古式マッサージ」について、アレコレまとめてみたよ
「タイ古式マッサージ」とは?タイ発祥の全身マッサージ
まず、タイ古式マッサージとは、、
タイ古式マッサージとは、タイ伝承医学に基づいたボディケア、心のコンディショニング療法です。セラピストが全身を用いて、お客様のつま先から頭の先まで全身につながる筋膜をほぐしていきます。
引用:https://www.jttma.com/what/
字面の通りそのままですが、タイ発祥のマッサージのことですね。
つま先から頭の先までということなので、全身くまなくマッサージが行われるようです。
また、「古式」とつくからきっと古いんだろうなぁ、と思って調べてみたら、なんと約2500年前から始まったということがわかりました。
歴史の重みがありますね。
タイ古式は、無形文化遺産に登録されている権威あるマッサージ
タイ古式マッサージは、2019年12月にユネスコの無形文化遺産に登録されていたようです。
ということはタイ本国のみならず、世界的規模で認められている権威あるマッサージなのですね。
ちなみに日本では歌舞伎や和紙、和食などが無形文化遺産に登録されています。
これらは言わずと知れた日本を象徴する文化ですよね。
同じように、無形文化遺産に登録されているタイ古式マッサージも、ただのマッサージという枠を超えたタイに根付いた伝統的な文化だということがわかります。
タイ古式マッサージと普通のマッサージとの違いは?
タイ古式と普通のマッサージやもみほぐしはどう違うのか?
正直これが一番気になるところですね。
違いを見ていきましょう。
施術者は自身の色んな部位を使ってマッサージする
一般的なマッサージであれば、施術者(セラピスト)は「手の平」を使って大半の施術を行います。
ところがタイ古式マッサージでは、手の平以外にも、体のさまざまな部位を用いて施術を行います。
先ほどの引用に「セラピストが全身を用いて」とあった通りです。
たとえば、ヒジやヒザ、足など、自分の体全体、四肢をフルに使ってマッサージを行っていきます。
そのため普通のマッサージやもみほぐしでは得られない、「手を使った圧とは違う気持ちよさ」があります。
ストレッチ的な施術が多く、別名「二人ヨガ」とも呼ばれる
そして、タイ古式マッサージの大きな特徴は、ストレッチ的な施術が多いということです。
一般的なマッサージではツボを押すことがメインであるのに対し、タイ古式マッサージでは、体のすみずみの筋肉まで伸ばすため、施術の中に様々な形でのストレッチがあります。
自分一人では伸ばせない箇所を、施術者がじっくりゆっくりと伸ばしていきます。
ストレッチの施術を行う際は、施術者自身もいっしょになってストレッチポーズをとる体勢になります。
そのため、タイ古式マッサージのストレッチは、別名「二人ヨガ」とも言われます。
イメージでいうと、運動会や体育のとき二人組になって行う「組み立て体操」みたいなかんじでしょうか。
体が硬くても安心して受けられる!
また、タイ古式マッサージのことをストレッチやヨガに似ていると言うと「体が硬いと受けられない」と思われがちです。
これについては、体の状態に合わせて技が組み立てられるので、体が硬くても全く問題ありません。
体が硬くて不安を抱えてる方に対し、初手でいきなり下の画像のような体勢になったりはしないのでご安心ください。
むしろ体をほぐしながらストレッチを行っていくので、いつもよりも柔らかく、可動域の広がりを実感できるでしょう。
「タイ古式マッサージ」の効能は?肉体と精神に作用
タイ古式マッサージのおもな効能をまとめると、下のようになります。
●ストレスの緩和により自律神経が整う。
●息をゆっくり吐く施術なので呼吸が安定する。
●背骨や関節に歪みが無くなり整体効果がある。
その効能は、肉体だけでなく精神的な部分にまで及びます。
普通のマッサージにある指圧や圧迫が苦手な人は、ストレッチ中心のタイ古式マッサージは良いかもしれませんね!
あとがき
今回の内容をもとに、タイ古式マッサージについて簡単にまとめると、、
【タイ発祥で無形文化遺産にも登録されているストレッチが中心のマッサージ】です!
タイ古式マッサージを扱うサロンもたくさん増えてきているので、興味がある人はぜひ一度受けてみてはいかがでしょうか♪