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セラピストとして「手」を守るために私が気を付けていること 5つ

リラクゼーションセラピストは、常日頃から「手」を保護しておくことが大事。

それは施術の際に「人の生身の体に直接触れる手」だからです。

もし、乾燥や皮むけで手がボロボロのまま施術を行うと、受けている人の肌を傷つけたり、肌の感触から不快感を抱かせたりする事があるかもしれません…。

受けている人に安心して頂き、満足度を高めるためにも、手を守ることは必要ですよね。

そこで今回は、セラピストとして働く私が「生活の中で手を守るために気を付けていること」を紹介してみます。

 

リラクゼーションセラピスト:私が「手」を守るために気を付けていること 5つ

私が「手」を守るために気を付けていることをまとめてみました↓

●荷物を持たない
●冬場の外出時は手袋をつける(※注意点アリ)
●洗い物や掃除、作業時には手袋をつける
●筋トレはダンベルではなくゴムチューブで
●ハンドクリームでのケア

主にこの5つかなと思います。

順番に詳しく紹介していきます!

 

「荷物を持たない」手への負荷を減らす

「荷物を持たない」とは言っても、何も持たず常に手ぶらで出かけるということではありません。

どちらかというと私はあれやこれやと余計な荷物が多いのでバッグはもってます。

これは荷物を「手で」持たない、ということで、手で持つ代わりに「リュック」を用いて、できるだけ手にかかる負荷を無くすように意識しています。

ショッピングで荷物が増えた時もそれをリュックに入れるのですが、入りきらない分は折りたたんで持ち運べる「トートバッグ」を使っています。

 

現在5年目、愛用中のリュック↓

 

 

「冬場の外出時は手袋をつける」手を乾燥から守る

冬場の冷気による乾燥や血行不良による肌荒れを防ぐための「手袋」は必須です。

季節の変わり目のわりと早い段階、秋ごろからつけ始めるようにしています。

ただ、この手袋については、1つ注意点が…

 

手袋の素材「吸湿発熱繊維」に注意!

「吸湿発熱繊維」とは、水分を吸収して発熱する仕組みの繊維のこと。

たとえばユニクロのヒートテックがその代表。

それ以外にも冬場の「あったか素材」として、多くのインナーや手袋などにも利用されています。

これらは着用するだけであったかいのですが、肌が弱い方や手が乾燥気味の方は注意が必要。

素材の特性上、肌の水分が生地に吸収されるため、肌荒れや乾燥が悪化する恐れがあるからです。

手袋ではないですが、私はインナーで肌荒れを起こしました。

あったかインナーを着ている時に何となく肌に違和感があったまま1日を過ごし、家に帰ってからすぐ脱いでみると、肌がカサカサで皮膚がポロポロ剥ける状態になったことがあります。

脱いだ瞬間の「えっ…」という驚き。

インナーにびっしり付着した粉上の皮膚の衝撃。

それ以来、発熱系の素材は身に着けないように気を付けています…。

 

「洗い物や掃除、作業時には手袋をつける」手への刺激を減らす

洗い物で水や洗剤に触れる時。

掃除で薬剤に触れる時。

重たいものを運ぶ時。

これらの時は、できるだけ手への刺激を防ぐために手袋をつけるようにしています。

洗い物や掃除には、使い捨てのビニール手袋が便利です。

私は始めゴム手袋を使っていたのですが、乾かす場所をとって面倒だったのと衛生面も考えて使い捨てのものにしました。

 

「筋トレはダンベルではなくゴムチューブで」手の安全性

セラピストの中には、体型や健康維持などのために筋力トレーニングをしている方もいるのではないでしょうか。

私も不定期の思い付きでトレーニングをすることがあります。

その際にはダンベルの代わりに「ゴムチューブ」を使って行っています。

 

ゴムチューブは手へのリスクが低く、安全に筋トレができる

最近は24時間営業のジムが増えたので、そちらへ通うことも考えていました。

ただ、ジムに通えば、使う器具の重量で手の皮膚が硬化してマメができたり、手をケガしたりする危険があることも考えられます。

その点、ゴムチューブは軽いためモノ自体の安全性が高く、引っ張った時のみの負荷なのでケガのリスクが低いのも特徴です。

そのため、手を守るためにもゴムチューブを使うようにしています。

 

とは言っても、セラピストになる前からずっとゴムチューブを使ってたのでその継続ですが。

きちんと筋肉に対して負荷をかけられるうえ、場所も取らず、持ち運びができ、ストレッチにも使えるのでけっこうイイ感じです。

 

「ハンドクリームでのケア」大事な保湿とハンドケア

結局のところ「ハンドクリーム」での保湿、ハンドケアが一番大事かもしれません。

オイルマッサージを行うセラピストは、受けている人の肌がオイルで保湿されるのと同じように、セラピストの手も保湿されるんじゃないかと思われがちです。

たしかにオイルに触れた後は手がしっとり潤うので、それも間違いではありません。

ただ、体に触れる施術前や体に触れた施術後は、手を清潔に保つため必ず念入りに洗うので、そのぶん乾燥する場面が多くあります。

そのためハンドクリームを使ったケアは必要です。

 

私の愛用は「プロ業務用ハンドクリーム」

市販のものはいろいろ試してみましたが、私が今使ってるハンドクリームは「プロ業務用ハンドクリーム」というもの。

「プロ」という名前的に効きそうだと思い使い始めてみたらめちゃくちゃ良くて、それから愛用になりました。

ハンドクリームって付けた後は手がベタベタになってしばらく作業しづらいことが多いですが、こちらは手に付けると、すぐにスッと皮膚に染み込んでいきサラサラになる快適さがあります。

一般的なものとは全く違った肌なじみの良さで気に入ってます。

 

まとめ

最後にもう1度、私が「手」を守るために気を付けていることをまとめておきます。

●荷物を持たない
●冬場の外出時は手袋をつける(※注意点アリ)
●洗い物や掃除、作業時には手袋をつける
●筋トレはダンベルではなくゴムチューブで
●ハンドクリームでのケア

 

セラピストが手を守る必要があるのは「商売道具だから」というのがよく言われていること。

でも本当に大切なのは「施術を受けて頂く方々のために」という視点だと思っています。

自分が困るから、というよりも、

相手の施術の効果や満足度を高めたいから、という心持ち。

セラピストを続ける間は、手をキズつけないように気を付けていこうと思います。

 

 

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