心地よかったり、痛かったり、くすぐったかったり。
全身をマッサージされていると、人によって様々な感覚を持たれると思います。
もちろん、その方によって好みがあるので、これからお話することは必ずしも正解とは言えませんが、ご参考までに…
圧をかけられたときに痛い箇所、これは「老廃物が溜まっていてさらに筋肉もカチコチになってしまっている箇所」です。
だから、ひどい状態の方だと優しく撫でただけでも激痛が走る場合もあります。特に首元はそうなることが多いです。
この痛い箇所、「状態が悪いんだったら思いっきり強く押せばいいんじゃ…?」と思うかもしれませんが、それはちょっと違います💦
強く押すことで、マッサージを受けている人が強い痛みを感じると、体が力んで強張ってしまうため、正常に圧がかからなくなってしまうんです💦
痛みだけが伴うものは、体にとっても当然ストレスなので、「マッサージを受けたのに結果として疲れてしまう」なんてことになりかねません。
そういう場合は、まず優しく痛みがない程度に圧をかけ、「痛気持ちいい」でとどまる程度の加減でほぐしていきます。痛い施術がお好きな方は、「もっと!」という気持ちを堪えて下さいね笑
そうして、丁寧に凝り固まった箇所をほぐしていくと、痛気持ちいい⇒心地いいに変わっていきます☺️
セラピストさんによってはスタンダードの圧が強めな場合もあるので、「痛みしかない!」しかも、それに「セラピストが気づいてない!」という状況になることもあります。。
この場合は、お手間ですが「もっと弱くていい」と、セラピストへ伝えたほうがいいですね。痛いとか気持ちいいとかは、お声に出して頂いた方が、セラピストとしてはありがたいからです。
ちなみに痛いとは反対に「くすぐったい」という方…これも実を言うと凝っている箇所に該当することがあります💦
疲れが溜まったときにその箇所が過敏になる体質の方がおりまして、その体質に影響されているんです。
かく言う私も「脚」はどちらのサロン様でマッサージされても最初はくすぐったくて大笑いしていましたが、担当の方々が口を揃えて最も状態が悪いのは「脚」と仰っていたので、これには納得です。。
くすぐったさを堪えて少しずつ受けるようにしていくと、気がつけば、心地よい箇所になっていました。
強もみが好きな方、痛いのは嫌いな方、皆さん好みがあるとは思いますが、「くすぐったい」や「痛みが強い」は、大切な体のサインになりますので、カウンセリングの際も施術中もぜひ、お気軽に教えて頂けたら嬉しいです♪
以上、痛いところとくすぐったいところは身体のお疲れSOSというお話でした♪